新型コロナウイルス【重症化後の後遺症記録2】

日常生活

新型コロナウイルスに感染してから1カ月と6日が経過しました。

その後、新たな展開がありましたので、記事の方更新します。

ここまでの経過を簡単に説明します。

<第1回記事要約>

娘がコロナに感染し、一時状態が悪化し脱水症状とコロナ症状で保健所を通し、緊急でドクターに電話対応してもらいました。

救急車を呼ぼうか迷いましたが、一度保健所へ連絡したら何とか緊急で対応して貰えました。

偶々家に会った息子の座薬があり、いくつも使って一気に熱を下げて、その間に水分補給など行い何とか呼吸やコロナ症状が落ちついていきました。

しかし、子供が呼吸が苦しくなって倒れこんでいる間、さすがに感染しない離れている所から見ている事は出来ずに付きっ切りで看病を行いました。

案の定、私も新型コロナに感染した為療養していた所、重症化し総合病院で専門治療を受けました。

徐々にコロナ症状は落ち着きましたが、後遺症としてコロナ感染時に酷かった症状だけが残ってしまいました。

<第2回記事要約>

保健所は早期社会復帰を考えて、コロナ症状が落ち着き始めていたので、自宅待機期間は延長一回の13日で解禁されました。

最初に、歩行困難な状態でしたので整形外科へ行く様に保健所から言われていたので、整形外科へ相談へ行きました。

そして、一週間の追加療養の後リハビリを始めた所までがこれまでの経過報告としてブログに纏めたお話です。

これまでの記事はこちらからどうぞ。

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後遺症後に別の感染症に感染

保健所から言われた通りに後遺症の治療の為整形外科で神経系の麻痺による運動機能障害のリハビリと投薬治療を開始していました。

途中1日だけ職場に戻ったことは前回の記事でもお話したが、その後は報告通り脚が動かないのもそうですが、体全体がしんどい感覚でした。

ですが、その後もリハビリして体力と筋力が戻れば改善してくると保健所と整形の先生の指導のどんどんとリハビリの強度を上げて行っていました。

ですが、一向に状態は回復しない状態でした。

むしろ、日に日に疲労が蓄積している様な体のダルさやしんどさが続いていました。

新型コロナの後遺症治療はこんなに回復が遅いのかと不安に感じていました。

始まった異変

呼吸補助用の酸素ボンベ12本

リハビリを更に一週間と少し続けた頃に、1つ気になる事が出てきました。

いつまでたってもサチュレーション(血中酸素飽和度)が95%くらいから戻らない点です。

血中酸素飽和度の表記単位はspO2)という単位ですが、解りにくいので以下(%)表記します。

私の場合、日常的に活動量や血圧・体温・サチュレーションなど体の情報を収集して自己管理していました。

元々、スポーツが好きで肺活量は人よりありました。

潜水で5分程潜っていられる肺活量があります。

日常的に計測していたサチュレーション記録のグラフを見ても、99%平均が日常でしたが、コロナ後から95%平均になってしまいました。(一般下限値ギリギリです)

日常的に苦しい状態が続くので、今では酸素ボンベで時折呼吸を楽にしている生活です。

常時ボンベが必要な状態ではありませんが、少し動くと直ぐにサチュレーションが下がるので、家の中でも動いた後は酸素補給しています。

じっとして深呼吸していれば回復しますが、その時間がしんどいので自分は酸素ボンベを使用しています。

整形外科でのリハビリ続行困難の判断

整形外科のほうにリハビリの進捗と、症状の緩和が見られない事を伝えました。

あと、サチュレーションがいつまでたっても回復しない話をした所、血液に酸素が行かなければ筋力や体力の回復を阻害する為、リハビリを一旦やめて内科での治療を進められました。

一旦リハビリは止めて自宅で療養し、週末に自宅の車の予定が空くのでそのタイミングで内科を受診するつもりでいました。

しかし、整形外科受診後の午後から体調が悪くなり、翌日には発熱と酷い喉の腫れが出てきました。

サチュレーションも83まで下がりました。

ほかにも咳や鼻水も出ている状況でしたので呼吸も苦しく、また新型コロナに感染したのかと焦りました。

直ぐにその日の夕方に電話して様態を伝えた所対応いただけたので、すぐに心療内科へ向かいました。

念の為新型コロナの検査を行い、血液検査も行いました。

その結果、新型コロナには今最も免疫力が高まっている所なので感染していなかったそうですが、体力と免疫力が全く回復していない状況でリハビリを頑張っていたらしく、体の内部がボロボロ状態で新たにウイルス感染を引き起こし肺炎を発症しかけている状態でした。

新型コロナ後遺症で残りやすい症状で、肺や気管支が回復しない症例が医療機関ホームページなどでも良く見受けられますが、その状態だったようです。

結果1週間の安静となりました。

せっかく頑張って来ていたリハビリでしたが、またゼロに戻ってしまいました。

今は、ウイルス感染の影響で新型コロナの後遺症症状も酷いです。

体中がしんどい状態です。

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世の中と医療機関との認識の差

病院の先生は新型コロナ感染症の後遺症治療に熱心に取り組んでおられるの方ですが、私が感じているように、世間と医療機関との認識に大きな差がある点を指摘しておられ、私も症状を軽視し過ぎている点を注意されました。

恐らく、特に興味がない人は新型コロナに感染して重症化してから要約知る事実になると思います。

私の周りや会社内では、発症者で症状が3日程で落ち着いて10日待機後には普通に出勤してくる人の事を軽症者と呼んでいます。

それを基準に考えている為、私の専門病院での診察結果が軽傷で、重症化患者に多い後遺症が続いているという事をまず理解出来ない様子でした。

そもそも、新型コロナ重症化患者専門病院で治療を許可されるのは、私の地域では3日で治る発症者ではなく、私の様にサチュレーション95以下で呼吸困難など重症化した軽症者や中等症以上の患者で入院や施設入りを進められる様な人です。

自分で勝手に受信したいと言っても受信出来ません。

保健所の方から専門病院へ緊急要請を出してもらわないと受け入れして貰えない上に、症状によっては受け入れ拒否もされます。

私も自宅から車で行きましたが、症状確認後すぐに車椅子に乗せられ緊急処置室へ運ばれました。

治療後も24時間専門病院の受け入れ態勢と保健所からの毎日の状態確認体制を取って貰いました。

入院や施設入りは、コロナ感染している娘の看病もあるので断り、自宅療養を選びました。

しかし、会社や周囲からしたらとても大げさに見えているのだと思います。

風邪程度にしか捉えられていないので。

出社による症状悪化で会社の対応に変化

明らかに早い段階で出社した事で後遺症が悪化し、別の感染症になり肺炎発症しかけの原因となった事から、会社側からも無理に出社を促す事は言われなくなりました。

半月寝込んで、一週間で出社は一般的に考えても日常生活送る体力無い人に仕事させる事になるわけですから、普通は止めるべき所です。

一般的に療養期間の倍の期間体力回復に時間が必要だと言われています。

新型コロナの場合は更に個人差と後遺症の有無がありますので、早くても復帰まで倍の待機期間が必要だと病院では伺いました。

それ以上速い回復をした人は、今の所世話になっている病院では前例が無いそうです。

それを、敢えて別部署へ飛ばして力仕事させる会社なんてとんでもないと今でも思います。

しかし、それだけ現場医療と世の中の認識に大きな差があるという事が伺えますね。

今後の回復までの見通し

今は有給を全て消化している所ですが、さすがにもうすぐ無くなる為、無給になります。

一応、そのタイミングで傷病手当金申請をお願いするつもりです。

主治医からも対応いただけると判断いただけました。

健保の方でも新型コロナウイルス感染症による後遺症は医師の判断がある場合は傷病手当金支給対象となると新たに見直されています。

既に発症から現時点で1カ月と6日が経過しています。

内科の方からは、現時点では早くても今発症している感染症の治療に一週間の安静、その後1カ月間の療養で肺と気管支を回復させる事。

少なくとも日常的に何をしててもサチュレーションが正常値で安定するまでは療養が必要。

呼吸器に炎症状態が続いている為、今回の様に肺炎や気管支炎などを発症するリスクが高いそうです。

新型コロナの厄介なところですよね、肺の深部にまでウイルスが入り込む所が。

それらの内科的治療が終わってから、下半身の運動機能障害が残っている場合は、リハビリを再度整形外科を受診して開始して下さいとの事でした。

私の場合は、元々のサチュレーション数値が99~100である事を知っていますが、普通に過ごしている人は自分のサチュレーション計るような生活していないでしょうし、基準値が無い為判断は主治医に任せるしかないと思います。

元々低い人もいますし、自分の平熱を把握するように日常的に計測して把握する部類の値です。

私の場合は年齢的にも若いので、後遺症専門療養機関への入所は勧め無いとの事でした。

出来る限り、自分の免疫力で回復するよう言われました。

後遺症治療の専門病院は主にお年寄りが入られるようです。

本当に必要な人の為にも、自分程度入るべきではないと思うので先生に同意です。

経過報告のまとめ

現時点では、もう嫌なんですが「療養」をするしかなさそうです。

体への負担を避ける、良く食べる、良く寝る。

この日々の繰り返ししか免疫力を高める事が出来ないそうです。

昔からそういわれますもんね。

個人的には生活費に困る事はありませんが、なるべく投資資金など減らしたくないので傷病手当金の申請はします。

せっかく毎月5万も天引きされて社会保険に入っているのに、いざという時に使わなかったら何の意味もありませんしね。

とにかく、酸素ボンベでリフレッシュする日々から、子供達と駆け回って自然の中でリフレッシュできる元の生活を目指して、今後も完治を目指そうと思います。

今回学んだことは、まずは保健所は医者では無いので外出許可が出ても警戒しておく事。

待機生活後は一度内科を受診して、異常無く治っているかを確りと見てもらう様にするべきだという事が分かりました。

個人差が大きいからこそ、余計に個々の回復状況を診察してもらうべきだと思います。

10日経ったらきっちり治る訳ではないのが新型コロナなんだと実感する事になりました。

勿論、今後も自己判断する事無く内科の主治医の診察の元全て判断していきたいと思います。

ぶーさん
ぶーさん

では、最後まで読んで頂き有難う御座いました!

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