速い軽自動車|ターボエンジン搭載車種決定版!【カスタムにオススメ軽スポーツ】

Fastest Light Cars - The Definitive Guide
  • 速い軽自動車の車種を知りたい
  • ターボエンジン搭載で速い車種はどれ?
  • 自分の車両も速くしてみたい

低コストで便利な軽自動車ですが、軽でも楽しめる車が欲しいと思う方は沢山います。軽自動車とはいえ、スポーツモデルと言えば2シーターをイメージする方も多いのではないでしょうか。

この記事では、スポーティーな外観とは裏腹に「外観は普通だけど走りは最高」な日常的に使える車種に厳選し、実際に私が所有した車両を紹介します。

この記事は以下のような人に特におすすめです。

  • 日常的に使える車と趣味を両立したい
  • 見た目は羊でも中身はオオカミのインパクトと実力のある車両を知りたい
  • 軽自動車でも1クラス上の排気量にも負けたくない

車歴17年、自動車学校卒、アフターパーツ開発、独立してアフターパーツの輸入販売、趣味は車、カスタムカー雑誌のモデル車両も制作してきました。車漬け人生を送って来た私が行きついた「日常使い最強で走りも100馬力オーバー可能な厳選2車種を紹介します。

ぶーさん
ぶーさん

いかにも「軽自動車」な外観で度肝を抜く走りが可能な車種を解説します。

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軽自動車快速ターボおすすめ車種2選

紹介する車両の選定基準
  • 軽自動車であること
  • 日常的に使用出来る5ドア
  • 4人乗れること
  • マニュアル又はマニュアルモードが付いていること
  • 低重心であること(ワゴンタイプを除く)

今回紹介する車両の選定基準を紹介します。簡潔にまとめると、日常的に使用出来て搭乗者を限界まで乗せられて低重心で空気抵抗のない車両です。

とうぜん速い車種の紹介ですので、出力特性などは軽自動車の規格内で高い車両に限定しています。

DAIHATSU/ソニカRSリミテッド(基本スペック表)

SONICA
項目詳細
型式CBA-L405S
全長×全幅×全高3395×1475×1470mm
ホイールベース2440mm
トレッド前/後1300/1290mm
室内長×室内幅×室内高1915×1320×1230mm
車両重量820kg
エンジン形式KF-DET
最高出力64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク10.5kg・m(103N・m)/3000rpm
種類水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
総排気量658cc
内径×行程63.0mm×70.4mm
圧縮比9.0
過給機IC付きターボ
燃料供給装置EFI(電子制御式燃料噴射装置)
燃料タンク容量36リットル
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
最小回転半径4.7m
駆動方式FF
サスペンション形式やタイヤサイズは同じため割愛します

ソニカRSリミテッド詳細記事はこちら!

SUZUKI/アルトワークスHA36S(基本スペック表)

altoworks-HA36S
項目詳細
型式4BA-HA36S
全長×全幅×全高3395×1475×1500mm
ホイールベース2460mm
トレッド前/後1295/1300mm
室内長×室内幅×室内高2040×1255×1215mm
車両重量670kg
エンジン形式R06A
最高出力64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク10.2kg・m(100N・m)/3000rpm
種類水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
総排気量658cc
内径×行程64.0mm×68.2mm
圧縮比9.1
過給機IC付きターボ
燃料供給装置EPI(電子制御燃料噴射装置)
燃料タンク容量27リットル
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
最小回転半径4.6m
駆動方式FF
サスペンション形式やタイヤサイズは同じため割愛します

アルトワークスHA36S詳細記事はこちら!

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おすすめ車種基本スペック比較(基本スペック比較表)

sonica-altoworksHA36S
項目DAIHATSU/ソニカSUZUKI/アルトワークスHA36S
型式CBA-L405S4BA-HA36S
全長×全幅×全高3395×1475×1470mm3395×1475×1500mm
ホイールベース2440mm2460mm
トレッド前/後1300/1290mm1295/1300mm
室内長×室内幅×室内高1915×1320×1230mm2040×1255×1215mm
車両重量820kg670kg
エンジン形式KF-DETR06A
最高出力64ps(47kW)/6000rpm64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク10.5kg・m(103N・m)/3000rpm10.2kg・m(100N・m)/3000rpm
種類水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
総排気量658cc658cc
内径×行程63.0mm×70.4mm64.0mm×68.2mm
圧縮比9.09.1
過給機IC付きターボIC付きターボ
燃料供給装置EFI(電子制御式燃料噴射装置)EPI(電子制御燃料噴射装置)
燃料タンク容量36リットル27リットル
使用燃料無鉛レギュラーガソリン無鉛レギュラーガソリン
最小回転半径4.7m4.6m
駆動方式FFFF
数値が大きい:赤   数値が小さい:青

両車種共に引けを取らない、高いレベルのスペックを誇っています。

ぶーさん
ぶーさん

かなりいい勝負をしている事がデータからも解りますね!

決定版車両をオススメする理由

Interior

今回決定版2車種で紹介しているDAIHATSUのソニカRSリミテッドSUZUKIのアルトワークスHA36Sは、日常使いに優れている上に機能性が抜群です。

私が実際に通勤や子供の保育園送迎や買い物に使用して不自由なく使用出来ましたし、更にレスポンス良く軽快に走ってくれます。

4人乗っていても平気で走行可能なパワーがありますので、子供が小さい間にはファミリーカーとしても使用可能ですし、独身の方でも経済的に趣味を楽しむ事ができます。

走りの共通点

Target

どちらもエンジンのトルク特性が非常に高く、低速からグイグイと走る印象です。アクセルを踏んだ分反応してくれるので非常に走りやすい車両になります。

100馬力オーバーまでカスタム可能であり、純正でも十分にスポーツ走行を楽しむ事が出来ます。低重心で高出力モデルであるため、カスタムベースに向いている車両です。

足回りも共に力を入れられている点であり、快適なドライビングが可能となっています。

アフターパーツの豊富さも決め手の1つです。カスタムやチューニングのを検討されている方にはオススメ出来る車体となります。

どちらも大したお金を掛けずに100馬力前後を狙ってカスタム可能な所が軽スポーツとしての一番の魅力と言えます。

1クラス上のフィットやスイフトを同じレベルでカスタムする事を考えると、コスト面では雲泥の差になります。

もちろんどんな車も維持していくためにはカスタムした場所も含め、定期的にメンテナンスやパーツ交換していく必要もありますし、消耗の激しいタイヤ類に関しては頻繁に費用の準備が必要になります。

力を出し切る楽しさと費用を気にせず沢山走り込める気軽さが軽スポーツの魅力的です。

ソニカRSリミテッドを選ぶ理由

DAIHATSU-sonicaL405S

ソニカはミッションがCVTとなっておりMTを選択する事ができません。しかし、RSモデルに関しては7速マニュアルミッションモードが付いています。ミッションモードでマニュアル車のような走りが可能です。

車内も広く高級感のある造りとなっています。スイッチ類は全て光りますし、ダッシュボックスの可動が油圧式であったりと細かな部分にまで気配りをされている車両です。

リアシートはRSリミテッドのみセパレートシートとなっており、必要に応じて片方だけ倒して荷物を積むスペースを確保する事が可能です。

また、シートの座り心地は群を抜くものがあり、当時の開発者はトヨタの高級セダンであるセルシオのシートからヒントを得て制作したそうで、快適なツアラー仕様となっています。長距離移動も問題なくこなせる快適性と走行性能です。

ソニカに関するカスタムや故障関連の情報は下記リンクからご覧ください。

ソニカの詳細な情報はこちら!

アルトワークスHA36Sを選ぶ理由

altoworks-HA36S

アルトワークスHA36Sは車重が軽く、徹底した軽量化が図られている車両です。この軽さはハンドリングからも伝わってきます。なにより、レカロのセミバケットシートが確りと車両の動きを体へ伝えてくれます。

アルトワークスにはMTとAT(5AGS)モデルがあり、値段が高くなりますがマニュアルモードを楽しむ事が可能です。しかし、スポーツ走行の醍醐味であるMT操作ができる事は魅力的ですし、ギアもクロスレンジとなっておりますのでとても力強いフィーリングで加速感を感じる事ができます。

足回りも純正でも固めの設定となっており、エンジンやミッションとの相性も非常によく、スポーツ走行時に快適なフィーリングを得る事ができる車両となっています。

アルトワークスHA36Sに関する詳細なカスタムやパーツの見積もり情報は下記リンクよりご確認ください。

アルトワークスHA36S詳細はこちら!

決定版車両比較時のデメリット

ここからはデメリットを紹介しますが、現代の空間を重視した主力車両とはコンセプトが異なる二つの車種ですので空間保持に関しては劣勢な部分もありますが、実際に所有していたからこそ語れるデメリットを紹介していきます。

両車現代の主力車両には積載量で劣る

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昨今の主力と言えばN-BOXやタントなどトールワゴンタイプの軽自動車です。早く走る事とは程遠い車種ですが、最大のメリットは荷物を沢山積むことができて、広い居住空間を確保する事ができる点です。

こればかりは早く走る為に紹介したソニカとアルトワークスHA36Sでは犠牲にされている機能なので、積載性が広さが売りの車にはかないません。

ソニカとアルトワークスHA36Sも、ゴルフバック程度は余裕で積載可能ですので、日常的な買い物に不便を感じる事はありませんが、大型家具や大型家電などを購入して載せる事は出来ません。

現代の主力車両との比較をまず最初に行いましたが、ここからはソニカRSリミテッドとアルトワークスHA36Sの両車で比較していきます。

DAIHATSU/ソニカRSリミテッド

Leather-seat-cover

室内空間がワークスより狭い

ソニカの室内空間は数字上はアルトワークスHA36Sより横幅と高さが確保されている様に記載されていますが、実際に乗ったイメージではドアのインパネ形状が邪魔で常に肩が当たっていたり、フロントガラスの位置が悪く停止線で停止するとフロントガラスから信号を確認しにくくなります。

左右確認の際もちょうど真横にBピラーが来るため見えにくいです。視認性が物凄く悪い所がソニカの弱点とも言えます。日本人平均身長の男性が運転したとしても、視認性の悪さは感じるはずです。

CVTが弱い

ソニカのCVTの不具合が原因で私は車両を手放す事になりました。日頃からマニュアルモードで負荷がかかると少し跳ねるような感覚があり、ガッチリとした安心感はありませんでした。

もともとCVTですので、ジャダー関係など不具合がMTより発生しやすい構造ですので、中古車購入の際には注意が必要です。

ソニカの詳細な不具合情報はこちら!

最新鋭には劣る電子制御性能

ソニカは10年以上前の車種になります。2006年に販売開始された車ですので、どうしても最新の車の衝突安全機能やスリップ抑制機能など高度な電子制御がありません。

車両の電子制御に強いこだわりを持つ方には適さない車両かもしれません。

SUZUKI/アルトワークスHA36S

aruto-works-HA36S-Interior

内装やドアが薄い

車両軽量化の影響か、非常にドアが薄く感じました。軽量で強度を保持しているのが最近の車のモノコック形状の売りですが、少し不安感は否めません。

その代わり、実際にはソニカより車内空間は横幅と高さが狭いという公開数値になっていますが、実際に乗った感覚ではソニカの様に内装が変にデコボコせずにフラットな形状のため、パネルが腕に当たったりする事もありませんでした。

フロントガラスも非常に視認性が良く、実際に数字で見るまでは絶対にソニカよりアルトワークスの方が車内が広いと思い込んでいました。

それくらい内装も工夫して制作されており、軽自動車のデメリットとなる横幅の狭さを感じさせない造りとなっていました。

燃料タンクがソニカより小さい

ソニカに比べて燃料タンクが9リットル小さい仕様となっています。実際の所はソニカからワークスに乗り換えたことで毎月のガソリン代が半分以下になったことから、燃料タンクが小さくてもソニカより長い距離を走行可能だと思います。

ソニカと比べた場合、軽量化やその他技術が進化している事を考えるとそ大きなガソリンタンクが必要なくなったものと思われます。嘘のような話ですが、実際に私も勘違いかと思い3カ月間計測しましたが、同じ道だけを毎日走っても間違いなく燃費が良かったです。

数値的な話もあるとは思いますが、現実として出た結果ですので私はこの燃費の差を受け入れています。

セミバケットシートのリクライニング

セミバケットシートはドライビング中は非常に快適でホールド性もあり優秀なのですが、リクライニングがダイヤル式の為手際よくリクライニング機能を使用したいときに手間取る事があります。

逆に、セミバケットシートはチャイルドシートとの相性が良く、確りホールドしてくれる為子供を横に座らせる時には非常に役立ちました。

チャイルドシートをセミバケットシートのダイヤルリクライニングで微調整できたので、子供の体格や環境に合わせたセッティングが可能でした。

まとめ

altoworksHA36S&sonicaRSlimited

ソニカとアルトワークスは現代の車社会には今後出てくる事が無いであろうスポーツ要素の強い素晴らしい車両でした。

子育てにも使用出来て通勤や仕事の休憩時間も車で過ごす事が多かった私には最適な2車種でした。個人的には、スポーツ要素が強い方が良い人にはアルトワークスHA36Sがオススメ、ゆったり優雅で便利なドライブを希望の方にはソニカRSリミテッドがオススメです

アルトワークスのMT車に関しては、ソニカより一歩抜きに出たものがあります。少しのカスタムで直ぐに90馬力を超えてくるあたりがやはり歴代アルトワークスの名を継ぐだけあり、物凄い加速感を味わう事ができます。

ソニカよりもトルクは数字上は低いですが、間違いなくアルトワークスが速いです。カスタムしてから乗っていても、タイとコーナーを高速侵入して旋回なんて平気でこなせますし、ハイグリップタイヤでもアクセルワークなしではホイールスピンしてしまうほどの加速力です。

車体の軽さとハイパワーなエンジンの恩恵を肌で感じると、ワクワクしてしまう車両だと個人的には感じますが、街中でハイパワーは運転しにくかったのでドライブはソニカの方が向いているように感じました。

総評すると、スポーツタイプの中でも更にスポーツとラグジュアリーな2種類に分かれる量車両ですが、お好みに合わせて選べばどちらも良く走る車両ですので期待に応えてくれるはずです。

ぶーさん
ぶーさん

では、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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リース期間終了後は車両をそのまま貰う事ができるので、コストパフォーマンスに優れています。リース中にカスタムは出来ませんが、最も安くでアルトワークスを所有する事が可能です。

月々定額料金に、車両代・車検・税金・保険・修理回数無制限無償サービスの全てが含まれます。希望する車両の有無は在庫状況により変化します。リース期間満了後受け取った車両は自由にカスタムしてください。中古車を探して買うより頭金もいりませんので経済的負担が最も小さく済みます。

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ソニカRSリミテッドとアルトワークスHA36Sの詳細記をまとめた記事も公開しています。興味のある方は、更に詳しくソニカRSリミテッドとアルトワークスHA36Sの魅力を感じてみて下さい!

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