視認性抜群タイマー時計
最近妻が購入してきたタイマーについて少し話してみます。
写真にあるタイマー時計は、センターのダイヤルを回したら、その分緑の部分も比例して動きます。
したがって、「何分間、何時間だけだよ」を視覚で捉えて感覚的に時間を理解できるタイマー時計です。
実際に6歳の娘にルールと使い方を教えてみました。
最初はイマイチ上手く使用出ていませんでしたが、慣れてきたら自分なりに上手に使用しています。
2歳の弟君には少し難しいみたいで、タイマーのピコピコ音を繰り返し鳴らして楽しんでいるようです。
小さな子供は時間を客観的に時間を理解する所からスタート!
まだ時計や時間を確りと理解できていないウチの子供を見ていて感じますが、「長い針がここまでね!」って伝えても、「短い針がここに来たら止めてね!」って伝えていてもやっぱりイマイチ効果がありません。
木製の手動時計で、「長い針と短い針が壁時計と同じ場所になったら一回休憩しようね!」っていっても中々思うようにはいきません。
大人も物事を理解する時には少しコツがあると自分は思うのですが、二つの違う意味を持つ物を一度に理解して総合的な判断をすることは難しく、訓練のいる事だと感じています。
もともと、書いてある数字は時間の数字、何分かは長い針の位置で自分で把握するのが一般的な時計です。
分単位で数字の打ってある都合のいいサイズの物も中々ありません。
そして、日常的に簡単に使用できる時計がほぼ皆無なんですね。
大人でも、一つの物が複数の意味を持つという事を本質的に理解させて実用的に使用させるには少し時間と訓練が必要です。
時計が初めての子供にしてみれば、時間そのものの概念を客観的に理解する必要が有るように思います。
紹介したタイマー時計を使用した場合
今回写真でも紹介した時計を使用してみた場合、子供は「何分」という限られた時間の認識に集中することが出来るようです。
また、ダイヤルを動かすと緑の部分も一緒に動き、時間の経過とと共にゼロに向かって動いていきます。
少しづつ緑の自分の使用できる時間が減っていく客観的事実をみて、「時は進む、適当に過ごしていても真剣に絵を書いていても同じように時間は進む」という事を感覚的にも理解してくれました。
自分が死ぬまでに持つ時間とまでは言いませんが、今後10年程度の自分の時間の使い方程度は感覚的に気付いてくれると嬉しいです。
子供にはそれくらいの勢いで来てほしいくらいです。
視覚的に理解できても実用性に欠けるという指摘点
今回の方法では確かに何分経ったとか、あと緑の時間がどれくらいあるとか、客観的な情報を理解することは出来るようになるかもしれませんが、かと言って時計を完璧に読めるようになるわけではありません。
緑の部分が無くなったらタイマーの音が鳴るだけです。
確かにこれ一つで時計を読める様になるのは難しいですね。
しかしながら、先ほど説明した通り一度に複数を理解する事は子供にも大人にも難しい事です。
一つ一つを順番に理解して、それぞれ繋げて一つとして認識する。
恐らく、大人でも中々慣れるには反復が必要な内容になると思います。
大人は日々の中で当たり前のように時計の時間を読み、逆算したりして必要な時間を具体的に提示できる上に、想定外の問題発生時の時間も考慮したりして複雑に物事を一秒も掛からずに頭の中にイメージして他者に口頭で説明する事が出来ると思います。
今回紹介した残り時間を示すタイマーは、色と数字で感覚的に視認出来る上に、時間という概念を理解していく切っ掛けを作ってくれる中々優秀なアイテムの一つだと自分は感じます。
一生懸命に過ごしても、ただ座ってユーチューブを見ていても、緑の残り時間は同じように減り続ける事は子供でも見ていれば理解できます。
時の流れは止められず、どのように過ごすのかで自分がどれだけ有意義に、そして自分の為にその時間を満足いく様に生きる事が出来たのかが良く理解できます。
確かに時間管理や今何時なのかを客観的に把握することはこのタイマーだけでは難しいですが、時の流れと時間の概念を理解するきっかけを作ってくれる事は間違いないと思います。
うちの娘はそれなりに緑の減っていくスピードと自分の時間の過ごし方とその認識の差を感じ始めているようで、時間の大切さと有限性を意識し始めてタイマーの音に確りと反応出来るようになりました。
まとめ
総合的に見てもやはり、この時の流れを客観的に視認して理解する事が出来る可能性の高いタイマーは、子供への時間感覚の教育には良い切っ掛けになると自分は思います。
実際に6歳になったばかりのお姉ちゃんと一緒に使い始めましたが、理解が進んでいます。
結構、自分も便利で使用している事が多いです。
一度の勉強時間、勉強の時間の割り振り、株式や等投資情報収集時間、ニュースや政治経済の社会動向、ブログの情報発信にかける時間等など言い出すときりがありませんが、だらだらとキリの無い時間の使い方をしてしまいがちが場合にこのタイマー、意外と大人の方が都合が良いのかもしれませんね(^^♪
どんどんと緑色が無くなり一日が今までより一層早く過ぎ去っていく様にも感じます。
1日の時間をこんなにわかりやすくしてしまったら、あまりにも早く過ぎていく時間に気持ちがと情報処理が付いていけず少し落ち込んでしまいそうですが、子供の教育に使用するには時間に興味を持ってもらうのに良いきっかけになると思いますので、自分はお勧めします。
中々時間の考え方や、メリハリのある子供との時間の使い方に困っている方がいれば試してみてもらうのもいいかと思いますよ( ^ω^ )
では、最後まで読んで頂き、有難う御座いました!
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