人は大きな買い物をするとき、なるべく損をしたくないという心理が働きます。
具体的にどこまで個人でリサーチ出来るかというと、パーツどうしの互換性や目標スペックに必要なパーツのリストアップなど時間と労力を要します。なにより、知識や専門性が必要になります。
街中ではマフラーだけ交換している車両を見かけますが、車は総合的な考え方が必要ですので部分カスタムだと費用も車の寿命も浪費する事に繋がります。
車を速くするにはさまざまな方向からアプローチする必要があります。大切なのは、日常的に使用する事も想定して法規制を守ったカスタムを行う事です。
近年ではサーキット内での騒音規制も厳しいですので、法規制を守る事は走行ステージを広げる事にも繋がります。
適法内でサーキット走行を楽しめる、無理をしない車両造りを紹介します。
自動車整備とカスタムパーツの開発知識をもち、これまで商業用ドレスアップカーやレース車両を制作してきたアルトワークスHA36S元オーナーの私が解説します。
最初にカスタムの方向性を決める
カスタムの方向性は一番最初に決定する必要が有ります。方向性が決まっていないとパーツが決まりません。パーツが決まらないとカスタムのまとまりが無くなります。
まとまりの無いカスタムはコストがかかる上に時間もかかります。
私は、車の購入前にカスタムプランを作る事を推奨しています。事前に計画を立てる事でベース車両にかけられる金額など把握できるため、選択できる車種も絞り込めます。
自分がカスタムする車で「どうなりたいのか、何をしたいのか」を明確にしましょう。
今回紹介する車両の方向性
今回私が制作したアルトワークスHA36Sカスタムの方向性を紹介します。最初に方向性を決定し、「車両選定・必要パーツ・車両の価格帯」を調査した結果アルトワークスに行きつきました。
カスタムの方向性
この方向性は、重要点を抑えてカスタム出来るように工夫をしました。見ての通り用途は子育てでの日常使いとミニサーキットをメインに走行会やジムカーナなどへの参加を想定しています。
そのため、車両の仕様としては最高速を求めず出力もそれなり。ミニサーキットの安価な走行料で沢山走れる車両を想定し制作しました。
最寄りのサーキットへ性能を合わせるために、知り合いのチーム内の所属車両の情報と各コースのストレート区間の車種別最高速など、情報を集めて最終的な方向性を決めました。
パワーアップチューニングの基本
パワーアップチューニングの基本を解りやすくモンスタースポーツのエンジニアの方が紹介されています。この動画を見ると基本的な考え方を数字で教えてくださいますので解りやすいです。
私の記事の方でもチューニングの基本的な考え方を紹介しています。下記リンクから、カスタムは総合的な考え方が必要である事の詳細見る事が出来ます。
速くするために交換するのではなく、交換する必要があるから交換するんですね!
でも、どうやって今のカスタムの程度にECUを合わせるの?仕様を変えるたびに変更するの?
正解です!仕様変更の都度コンピュータを書き換える為にショップへ車両を持ち込み、現車合わせを行います。簡易設定であれば、一部手動で行う事が出来るモデルもありますよ!
ぶーさんが紹介している以上の大きな仕様変更をする場合はどうすると良いの?
ECUの書き換えでカバーできる範囲を超えるボアアップやハイカムやハイギアなどエンジン内部やギア比にまでカスタムが及ぶ場合は、フルコンピュータに置き換えがひつようですね!
じゃ、適応外のタービンへ交換やエンジン内部やギア比までチューニングする時はECUの書き換えだけじゃ足りなくなるってことだね!
その通り!自分の車に合わせてコンピュータのプログラムをショップに制作してもらう事になりますね。
カスタム紹介
では、実際にカスタムした私の車両を紹介します。当時新車販売もありましたが、程度のいい中古車を入手してカスタムベースにしました。
最初から購入予定のパーツが複数付属している車両を探して上手く入手できたので、カスタムパーツの質を上げる事ができました。
エンジン出力アップ
エンジン出力に関しては、吸気から排気と冷却までの一連のパーツを全て社外品パーツと置き換える事で出力向上を計っています。エンジンルーム内のパーツ選びで重要なのは、確りと断熱して外気を直接取り込む形状になっている事です。
エンジンルーム内の吸気と冷却系パーツは熱気が最大の敵となり、出力低下やオーバーヒートの原因となります。この部分だけはお金がかかっても確りとしたものを選ぶ必要があります。
≫出力向上に必須のECU
私の場合は、タービン交換など大掛かりな仕様変更を行わなかったので、BLITZでECUの書き換えを行いました。BLITZのECUは学習機能がついており、基本データとの誤差を自己修正してくれるので選びました。
各専門店がECUの書き換えを行っていますが、基本データに大差はありません。若干の味付けが異なりますが、ほぼ同じですし大きくは変更できない仕様です。
スズキのECUはかなり厄介なシステムらしく、販売からしばらくはECUチューンが出回らない状態でした。操作できる範囲は大きくない事が解ります。
HA36Sの場合はECUがボンネット内へ水が流れ込む真下に設置されているため、水濡れ防止にカバーを取り付けしています。
写真のように内部が見えなくなりますが、カバーを付けないと故障する原因となります。車屋さんから故障事例を事前に聞いたので取り付けました。
外装
基本的にエアロパーツは取り付けしていません。フロントのタービン前エアーダクトは大型の社外品に変更しています。ナンバープレート裏のバンパーを加工してオイルクーラーを設置しています。夏と冬でナンバープレートのステーを脱着して冷却と保温の切り替えを行います。
車体のラッピングと、フロントとリアのワークスエンブレムを撤去しています。シンプルな白黒カラーでボディーを統一しています。ラッピングやエンブレムは劣化が目立つので、私はいつも取り外します。
≫オイルクーラー下回り
オイルクーラーのエレメント部分の部品がHA36Sの専用部品でしたが取り付けできなかったため、急遽別部品を取り寄せました。
この部分の部品には、取り付けの際にフィッティングの確認と時間の余裕を見て作業を進める必要がありますので注意が必要です。
≫リア
リア周りは特に変更点はありませんが、リアガラスの環境適合シールは無くても問題ない物ですのでエンブレムと一緒に撤去しました。
バックランプだけLEDの爆光の物をしようしています。車のヘッドライトにも使うバルブですので相当明るいです。バックモニターが夜間でもカラー表示できるレベルです。
リアのナンバープレートは個人的な趣味で適法角度に跳ね上げしていました。上まで上げすぎると問題があるので、通常は何もしない事をお勧めします。ナンバープレートの隠ぺいに関する法規制がどんどんと見直され基準と罰則が厳しくなっています。
足回り
≫サスペンション
足回りは車高調正式サスペンションへ変更しました。BLITZの全長式フルタップ車高調です。
フロントタイヤのキャンバー角は調整可能です。リアはキャンバー調整不可ですが、キャンバー角を付けるスペーサーが販売されています。
基本的にHA36Sでリアのキャンバー角を調整しようと思うと、ラテラルロッドを交換して構造変更を届でるか、こっそりスペーサーで角度を付けるしか方法がありません。
スペーサーは強度や使えるホイールのサイズに影響が出る車両もあると思われるため、あまりお勧めできません。どうしてもキャンバー角付けたい方は構造変更される事をオススメします。
projectμのブレーキパット前後とフロントをスリット入りブレーキローターに交換しました。個人的には、シルバーにしたことを少し後悔しています。
全体的に錆びで茶色になりました。ほとんど値段が変わらないので、カラー塗装された物をオススメします。
≫ホイール
ホイールは足元の軽量化とサイズ変更の為にレイズのTE37 (鍛造ホイール)に変更しました。タイヤは国内のプロモータースポーツでも使用されている海外製スポーツタイヤです。
内装
≫カスタム前
≫カスタム後
内装はこの車で最もこだわった部分です。私は身長が186㎝あるため、通常の軽自動車ではドライビングポジションがステアリングと近すぎるため、いつもステアリングに膝が当たったり、ステアリングを回すとドアに肘が当たっていました。
この車両は、腕の長さと足の長さに徹底的に計測して合わせてあります。シートのローダウンとステアリングのスペーサーとディープコーンで更に距離を取り、ハンドルのチルト機構をスペーサーで上方向へポジション変更しています。
追加メーターはアナログとデジタルの2種類使用しています。デジタルメーターはOBD2からデータ取得していますので、車両情報を全てリアルタイムで取得可能です。
ルームランプも車内に1つしか無いため、LEDの明るい物へ変更しています。
ヘッドライトの位置調整はローダウンすると必須になりますので、車内にレベライザーのマニュアル調整ダイヤルを設置、ESP(スリップ抑制機能)の完全offスイッチも車内のスイッチスペースに設置しました。
デメリットは、ハンドルスイッチ機能が使用できなくなる事です。
≫ペダル位置変更
アルトワークスはアクセルペダルの位置がブレーキより高いため、ブレーキングしながらアクセルを煽る際に操作しにくい事から、アクセルペダルの位置を床方向へ変更する専用ステーに変更しました。
ペダル位置を変更すると、ブレーキングしていてもそのままロールしてアクセル操作できるので非常に足が楽ですし、限界走行時に操作ミスでクラッシュするリスクも軽減できます。
元々付いていたパーツ
モンスタースポーツのエアークリーナーキット。
モンスタースポーツのメンバーブレースフロント。
5次元のスポーツマフラー。
このほかに、駆動系としてOS技研のLSDがついていました。
カスタムによる実際の効果分析
モンスタースポーツの解説動画を使用させていただいていますが、非常に解りやすいです。私の車両の仕様と理論的に同じ状態の車両情報を公開されています。
私の場合、ECUや使用しているパーツメーカーは異なりますが、前述した通りECUを学習機能の付いたものへ変更していますので、多少の誤差は対応できる範囲です。動画内情報とほぼ同じ数値になっているはずですので、個人的にも参考にしています。
実際の数値でも圧力損失やノッキングも発生せずに複数の社外品の組み合わせに成功しています。
実際の所、ネット界隈ではノーマル仕様にECUだけ変更されている方々もいらっしゃいます。走らなくなる事はありませんがECUに関わる内容はメーカー保証の対象外になりますので自己責任です。
チューニングは理論的に行う必要がありますので、基本的な考え方としてこの動画の内容は重要な内容です。一度見て基本を把握する価値はありますのでオススメします。
盗難対策
≫車内対策
車外から見て解るほどのカスタム車には盗難対策が必須です。ホイールはレイズのロックナットセットを使用し車内はステアリングの固定を行っていますし、駐車場出入口はチェーンロックしています。
≫社外対策
車体の保護目的と盗難防止目的で一人でも簡単に取り付け出来るハーフタイプの車体保護カバーを使用しています。
洗車の回数もかなり減りますし、ヘッドライトの黄ばみや車内の樹脂パーツの劣化、天井モールなど劣化しやすい部品の劣化進行を劇的に遅らせる事が可能です。
シャッターガレージの無い方は全員有効な盗難・車体保護対策ですのでオススメです。
まとめ(カスタム費総額|車を手放すまで)
車のチューニングやカスタム車の制作は計画性が重要な事はこれまでの流れで説明してきた通りです。大切な事は総合的なバランスを考える事であり、部分的に何か部品を交換して速くなる事は軽量化以外には存在しません。
ここからは、実際に私がアルトワークスHA36Sに投資した金額と前オーナーが投資していた金額の総額、車両の手放し方を紹介します。
パーツ価格表公開
私と全く同じ車両の制作に必要なパーツと価格を紹介します。パーツリストの製品は2020年時点の全て送料込みの製品です。1つだけ送料別がありますので、1000円程度の誤差がある場合もあります。
工賃は含まれませんので、お店によってかなり差がありますが高い所であれば20万円前後かかると思いますし、LSDの組み換えも合わせるとエンジン脱着も入りますのでかなりの高額な工賃がひつようになります。具体的な価格の断言はできないため実際にお店に見積もりを取る事をオススメします。
また、今現在2022年6月現在のアルトワークスHA36Sの中古車平均価格の程度の良い物で172万円です。
発注パーツ | 価格 |
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KTS ディープコーンステアリング 32φ スウェード | 5,500円 |
ステアリング ボス スペーサー 50mm 汎用 | 2,580円 |
ステアリング ローポジアダプター 30㎜ | 3,880円 |
BLITZ ブリッツ DAMPER ZZ-R フルタップ車高調キット | 82,500円 |
時間調整間欠ワイパースイッチ | 8,507円 |
ステアリングボス | 7,791円 |
カワイワークス リアピラーバー(スクエアモデル) | 10,780円 |
カスタム ルームランプ(ホワイト) | 1,380円 |
フォグランプ(ホワイト) | 15,997円 |
ポジションランプ(ホワイト) | 2,597円 |
HID バルブ(ホワイト) | 5,197円 |
Lck619 ECUカバー | 10,318円 |
フロントバンパーエアダクト テイクオフ | 13,200円 |
アクセルペダルマウント モンスタースポーツ | 3,906円 |
水温計オートゲージ | 4,059円 |
ブースト計 オートゲージ | 5,379円 |
油温計 オートゲージ | 4,059円 |
三連ゲージ(aピラー)オートゲージ | 2,832円 |
ecu 書き換え BLITZ(スペシャルecuプログラム) | 49,500円 |
hksレーシングプラグ(#8) | 6,365円 |
レーダー探知機 コムテック ZERO706V | 17,800円 |
トラスト TRUST GReddy オイルクーラーキット STD 12段 | 45,299円 |
<RAYS> VOLK RACING TE37 KCR 15inch 5.5J PCD:100 穴数:4H カラー: BR | 132,815円 |
NANKANG (ナンカン) NS-2R 165/55R15 4本 | 22,960円 |
ナット・17mm NUT&LOCK set Black 4穴用 黒P1.5orP1.25 | 5,280円 |
ESPキャンセラー(送料別) | 9,800円 |
TRUST インタークーラーSPEC-K | 45,958円 |
合計金額 | 516,439円 |
買取時装備パーツ | 価格 |
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5ZIGENのHA36S アルトワークス/ターボRS用 「5ZIGEN SP SPEC STREET」 | 73,780円 |
OS技研 スーパーロック ST LSD アルトワークス HA36S R06A ’14/12- AWD車【フロント用】 | 125,510円 |
MONSTER SPORT/モンスタースポーツPFX400インテークキット | 91,083 |
モンスタースポーツ/フロントメンバーブレース | 21,780円 |
合計金額 | 312,153円 |
カスタムパーツ合計 | 価格 |
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発注パーツ | 516,439円 |
買取時装備パーツ | 312,153円 |
合計金額 | 828,592円 |
勘定項目 | 価格 |
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カスタムパーツ総額 | 828,592円 |
車両価格 | 1,720,000円 |
作業工賃(想定価格) | 200,000円 |
合計金額 | 2,748,592円 |
アルトワークスのカスタムと言えば大御所モンスタースポーツのコンプリートカー(受注終了)の新車カスタム販売モデル、power+PGKがFF車ベースで¥2,763,200(税込)です。
出力はモンスタースポーツのコンプリートカーがタービンも変わっているので私のカスタムモデルより出力が上です。
私の紹介したカスタムだと、ホイールが鍛造ホイールになっているので軽量化されていますし、LSDも入っていますのでドライビングが軽快でミニサーキットやジムカーナ向きです。
コンプリートカーに無いLSDの価格と交換工賃や鍛造ホイールの料金を差し引くと、50万円ほど合計額が安くなりますので、差額で新車から制作する事ができます。
私のカスタムモデルはコンプリートカーと同程度のコストパフォーマンスを秘めている事になりますが、現在はコンプリートカーもアルトワークスの新車も受注されていませんので中古を入手するしかありません。
同じ中古車ベースというステージで想定した場合、私のカスタム内容と発注方法がお得に制作可能です。
車両売却
2022年の2月に車両を売却しました。車両は百数十万円で売却できました。
車両制作から1年半使用して売却するまでに支払った総額が、車両ローン価格とガソリン代で414,000円ほどでした。
この期間大手レンタカーで軽自動車をレンタルした場合、日割り計算で3,861,000円必要になります。カーリースでこの短期間でのアルトワークスHA36Sのリースは行われていませんでした。
好きな車を作って好きなだけ乗って売却しても支払額が40万円程度で済みましたので、非常にリセールバリューの良い車種です。
ちょうどアルトワークスHA36Sの販売終了が告知され、各社コンプリートカーの受注が終了し、中古車価格が外出制限の影響もあり高騰しているピークを狙って販売しました。
もともと新車販売の受注が始まった時に試乗会へ行き、中古車が出回り価格が落ち着いた頃にカスタムベースに購入する候補に決め、新車販売の終了と次期モデルの販売が無い事がささやかれ始めたタイミングで購入。
希少マニュアル軽スポーツの中古車価格の値上がりが始まるタイミングで売却するつもりで購入してカスタム、予定通り楽しんだのちに価格高騰のタイミングで高値で売却できました。
余計な出費を防ぐには計画性が大切ですね!
車を手放す時の思い出の残し方(ナンバープレート記念所蔵)
車のナンバープレートは手放すタイミングで「記念所蔵」という形で受け取る事が出来ます。私の場合は、オリンピックの記念ナンバーと最後のカスタム車になるであろう事を想定して、ナンバープレートの記念所蔵を申し出る予定でした。
高い買い物ですし思い出のある車ほど、何か記念になるものが欲しいと感じる事があると思います。実際に私の行きつけの車屋さんにもナンバープレートの記念所蔵の申し出が一定数あると伺いました。
私もナンバープレートを受け取る前提で、指定ナンバーとオリンピック記念プレートを申し出ていましたので、娘と一緒に考えて好きな数字と色柄を選択しました。車両造りも娘と一緒に工場へ通って制作してきた車両なので、思い出も沢山ありました。
何かのかたちで大切な車の思い出が残る事はとても素晴らしいですね!
ナンバープレート記念所蔵の注意点
ナンバープレートの記念所蔵を受けた場合、責任をもって適切な保管を心がけましょう。何かのきっけで持ち去られ、不正使用された場合にあらぬ嫌疑をかけられる可能性もあります。
偽造ナンバーや車両盗難や犯罪に使用されないよう、屋内で思い出として大切に保管される事をおすすめします。
最後まで読んでいただき有難うございました!
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アルトワークス関連記事をまとめましたので興味のある方はご覧ください。
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カスタムパーツ専門店で安心してパーツ購入可能です。私の関わりのあるショップのパーツも購入可能ですので、安心してご利用ください。
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