ずっと車のエアコンを使っていると、何年かするととても臭い匂いがしてきた経験はありませんか?
自分もこの車のエアコンからの悪臭には良く悩まされています。
子供が匂いで車酔いしてしまったりしますし、カビなどの繁殖したウイルスを車内にまき散らしているかと思うと、子供への影響や自分自身の体調も心配になってしまいます。
車のエアコンフィルターの交換目安は一般的に1万キロまたは1年と言われています。
実際の所、1年毎に車屋さんにエアコンフィルターの交換に行く人も少ないんじゃないでしょうか。
かと言って、大して気ならないからと放置しておくと大変な事になるのがこのエアコンフィルターなんですね。
しかし、車のエアコンから出てくる悪臭の原因の大半は自分で簡単に5分程で解決してしまう事が出来ます。
子育てに追われる家庭の方でも簡単に短時間で作業可能です。
うちの妻は、素人ですが何も言わなくても、何も教えていないのに気が付いたら勝手に交換しています。
見たらわかるレベルで超簡単な作業です。
私は、もともと自動車関係の設計や開発や整備などの職に学生時代から従事し、専門学校も出ています。
今回は、サクッと悪臭から解放される為の簡単お手軽方法を紹介しますので、是非悪臭に悩んでいた人やカーショップに数千円払って作業して貰っていた方、自分で挑戦してみて下さい。
驚くほど簡単です。
むしろ、お店に作業工賃取られる意味が解らないくらい簡単な作業です。
車のエアコンフィルター交換【自宅で5分で出来る定期メンテナンス】
ではまず結論から話しますと、下記のようなメリットが車のエアコンフィルター交換にはありますので、大変お勧め出来ます。
日頃何気なく使用しているエアコンですが、フィルター交換で思わぬ良い効果があるんですね!
経済的にも体やアレルギー体質の方にはお勧めです。自分もアレルギー体質なので必ず定期交換していますよ♪
車のエアコンフィルターを自分で交換する事をススメる理由
これは以前から我が家の車に使用している高性能フィルターです。
花粉の時期など非常に役立っています。
ただの普通のフィルターと違って、高性能フィルターは分厚いマスクの様な素材で作られておりとても安心感があります。
また、分厚くてもエアコンの吹き出し口からの空気の量が減る事もありませんのでお勧めです。
車屋で交換される純正推奨の様なペラペラの硬い紙のフィルターと違って、社外品の高性能フィルターは周囲もゴムでコーティングしてあったり工夫されており、確り隙間なくフィットするモデルが多く、これまで高性能フィルターと名の付く車用エアコンフィルターを色々と試してきましたが、純正品の様に取り付け状態がスカスカでガタガタな状態の物が少なかったように感じます。
あくまでも主観的な感想ではありますが。
自宅の3車種3メーカーに使用してきましたが、どの車種にも同じ感想を持ちました。
このように、自分に合った適切な物をお金を掛けずに色々試してみる事が出来る事が、自分で車のエアコンフィルター交換をする事の最大のメリットだと思いますのでお勧めしています。
自分の好みの車種に合わせたフィルターまとめ買いしておき、定期的に交換しています!
女性でも簡単に作業出来ますよ。子供をお昼寝させてる間に5分あれば終わると思います♪
フィルター購入時に解らない車両情報があれば、車検証見れば書いてありますよ。
車のエアコンフィルター交換方法
写真の通り、非常に簡単です。
更にわかりやすく順番に補足説明しましたので、作業前に確認してみて下さい。
作業をする時は、助手席のドアを全開にして作業しないと難しいと思いますので、事前に作業スペースの確保を行いましょう。
- グローブボックスと言うのは、見ての通りプラスチック素材です。そして、留め具を出っ張りに引っ掛けて止めてあるだけで、そこをパコっと外したらあとは手前にグローブボックス全体を引き出せば、グローブボックスの下の部分もはめ込んであるだけなのでスルッと抜け出てきます。しいて言うなら、グローブボックス内の荷物を外に出しておく方が重たくないので作業しやすいです。また、高級モデルでは油圧ショックが付いていますが、フックを外せば簡単にに外れます。
- 覗き込むとエアコンの白いユニットが見えます。開けたら真っ白のプラスチック製の部分が丸見えになりますので、すぐにわかります。
- 白いユニットの上部に何やら爪で止めてある蓋の様なものが見えると思います。その蓋の中にフィルターが入っていますので蓋を開けて下さい。手で開けられます。
- 蓋が開くと、フィルターの側面が見えますので、そのまま引き出して下さい。めちゃくちゃ単純な作りの所にフィルター差し込んであるだけの構造に驚かれる事かと思います。
- 最後にフィルターを入れ替えて白い蓋を締めたら、グローブボックスを下側にから差し込んで、上の部分をバチッとはめ込めば完了です。油圧ショック付いている人なそのあと引っ張って延ばしてフックの引っかかっていた場所にまた引っ掛けたら完了です。
これは非常に簡単な作業ですね!
たったこれだけの作業で3000円以上量販店などでは費用が掛かったりしますので、自分でやってしまった方が絶対安いですし作業間違えて車が走らなくなる事もありませんので安心してください♪
例外的悪臭の発生原因
最後に一つ注意点があります。
大半の場合、車のエアコンフィルター交換で悪臭が取れる事が多いですが、一部例外があります。
この場合は少し状況が深刻化している場合です。
先ほど作業工程で説明したフィルター取り外した部分のもっと下にブロアーが入っていて風を吹き上げてくれるのですが、その下にあるエバポレーターという機械部分に非常にカビが生えやすくなっています。
エアコン入れて停車していると車の下に水たまりが出来るあの原因です。
それらの構造上の問題から、一番下のエバポレーターと言う機械部分が常に水滴を帯びた状態になりカビが生えてしまい、その空気を車内に取り込んでエアコンの吹き出し口から吹き出してしまっていることがあります。
ですので、フィルター交換を行ったにも関わらず直ぐに匂いが取れない場合は、エバポレーターの洗浄が必要になります。
このエバポレーターの洗浄はさっきの作業工程のエアコンフィルターを取り外した所から車内をマスキングして、専用のエアコン洗浄液を上から吹き込んで汚れを取る作業が必要になります。
自宅のエアコンの清掃と同じ感じですね。
周辺をマスキングしてフィンの洗浄などを行うイメージと同じです。
恐らく、自分でやると自宅のエアコンもトラブルを起こしやすくなるのと同じように、車のエアコンも故障原因になる場合があります。
この場合は、自分は業者に出して確りエバポレーターを含めた別の場所にも問題がないかとか確認と清掃を依頼します。
車のエアコンフィルター交換以上の作業は、子供もいる子育て家庭の事情を考えるとコスパが合わなくなってきます。
ですので、複合型施設にホームセンターで自動車を扱っている所などにもって行き、車のエアコンの点検清掃をしてもらっている間に子供達と買い物や食事を済ませるのが一番時間効率が良いと思います。
どちらにしろ、その時にエアコンフィルターの交換の話は出ますので、フィルターのみ自分で交換したが改善しなかった事を伝えておけば、更にもう一度エアコンフィルターを交換されて無駄な出費が発生する事もありません。
業者もまずはフィルター交換が一番安上がりで、臭いの原因として多い事例なので、業務的なトラブルシューティングをするとそこから交換作業を始めると思います。
まとめ
以上が車のエアコンフィルター交換作業の流れになりますが、いかがでしたでしょうか?
物凄く簡単だと感じた方もいらっしゃったでしょうし、なんか機械系は苦手だからと敬遠している方もいるでしょう。
機械系苦手な方でも簡単に出来るとは思いますが、機械に多少は詳しかったり物怖じせずに何でもやってみるタイプの人に実際に交換作業をやってもらってみて、作業をみて出来そうだと感じたらやってみると良いかと思います。
無理せず簡単に自宅で交換出来るようにさえなれば、定期的に交換する事で自分や子供達も安心してカーライフを楽しめるようになる事でしょう!
あくまでも、無理せずにやってみて下さいね♪
では、最後まで読んでいただき有難うございました!
一部商品リンクをページ下に貼ってありますが、自分の車種に会った製品を選んでご購入下さい。
車種によってフィルターのサイズは異なります。