当ブログでは、子供の食育と植物の生態観察の一環として、子供達とプランター栽培を行っています。
今回はイチゴの収穫時期に当たる6月とその直前に必要なイチゴの保護や妨害中保護や駆除について紹介していきます。
イチゴは多年草であり、繁殖用に伸びるランナー(繁殖用の茎)の先に出来る株を使用し、翌年のイチゴ栽培につなげて行きます。
根が張って成長してきたタイミングで10月頃に冬へ備えてプランターなどへ植え付けを行います。
〈この記事を読んで解る事〉
- 花が付いてからの肥料のタイミング(油粕・科学合成肥料)
- 虫対策(対策ネット)
- 鳥対策(対策ネット)
- 果実の保護(敷き藁)
- 水の量(水分量の見方)
- 病気対策(うどんこ病など)
自宅で10年程プランター栽培を行っている私が実際の経験をもとに解説します。
受粉開始と実付きは同時並行
受粉作業を始める時期に入ると、どんどんと花が咲くようになってきます。
下の段から花が順番に上の段へと向かって咲いていきます。
花が付くころに収穫へ向け追い肥と防護ネット
花が付き始めたらまず収穫の為の第1回目の肥料やりを行います。
イチゴの苗に直接肥料が触れ無いように撒きましょう。
合わせて虫対策のネットの取り付けも行います。
この時期に入るとアブラムシや団子虫やナメクジなどが匂いにつられてやってきます。
私の場合は、プランターの周りに一か月持続性の殺虫剤と、ナメクジ駆除剤を撒いていますので、細かな羽虫以外は特に虫は発生していません。
また、鳥類にも良いごはんになるので、キラキラ光るタイプの防護ネットを私は使用しています。
イチゴ自体には、収穫当日まで使用できる「酢」を使用した虫よけと病気予防剤を使用しています。
本格的に実が付いてきたらやる事
通常、敷き藁をしておくと土の渇きや実の汚れを防ぐ事も出来ますが、手に入らなかったのでそのままやっています。
この状態でも特に大きな問題はありません。
だんだんと花の数が肥料の効果も出てきて増えて行きます。
土の状態は手で直接ほじくって湿り具合で確認します。
プランターは土が乾きやすいので注意して観察が必要です。
一通り受粉が終わるとどんどんと実が付き始めます。
ここで私はダメ押しの追い肥をします。
収穫前の追い肥
収穫前の追い肥で更に一気に成長が加速します。
実もどんどんと大きくなりますので、この時期は水と肥料が重要な時期です。
自宅栽培ですので、食べごろになるまでめいいっぱい成長させてから収穫します。
なので、実がなり始めたら最後に少し肥料をやります。
収穫
下の段からだんだんと赤くなってきますので、収穫を始めます。
実の下側がも赤くなったか確認してから収穫するようにしましょう。
裏側は赤くなりにくいです。
でき上った最初の1つは娘に食べてもらいました。
とっても甘くておいしかったよ♪
もっと食べたかったなー。
1つ1つ大切に作るから作っている人の苦労もわかったよね♪
収穫前のランナーカット
収穫時期に入って来ると、同時にランナー(次の子孫を残す為の枝分かれ)がどんどんと伸びてきます。
この時点でのランナーは実の生育に影響を及ぼしますので、クラウン(イチゴの苗の中心)付近でカットします。
横にびよーんと長い紐みたいに伸びてきます。
収穫を終えていたら、このランナーの葉っぱの部分をポット(簡易の苗を育てる鉢)に固定しておくと根が張ります。
そのあとにどんどんと続いて伸びて行きます。
この様子は今後の栽培日記で報告していこうと思います。
まとめ
春の暖かい時期に実のなるイチゴは何かと春先に出てくる虫や鳥類の餌とされる対象になるので、対策を確りと行う必要が有ります。
収穫を終えるまでだけは頻繁に状態の確認が必要になります。
私の場合は、何にでも使用出来て無農薬で栽培できるので「お酢守り」を使用しています。
酢は多くなりがちな窒素濃度も調整してくれるので、昔の方は自作の濃度の酢を撒いていたようです。
それくらい、無農薬栽培に酢は有効であり植物の生育にも良い影響を及ぼします。
イチゴを自宅栽培するメリット
水の量等気を遣う事も多いですが、大きくておいしい実をとって直ぐに食べる事が出来るのが一番のメリットです。
子供達もだんだんと大きくなる様子に毎日観察をかかしません。
子供達と一緒にするプランター栽培は、食育も含め不思議のイッパイ詰まった宝箱の様なものです。
子供の笑顔も見られるので、親もうれしいですよね。
子供達と一緒に図鑑を見ながら話の共有も出来るのでお勧めです。
興味のある方は是非挑戦してみて下さい。
最後まで読んでいただき有難うございました。
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まずは手軽に始めてみたい方はこちらの栽培キットがお勧めです。栽培キットのメリットは必要な物がそろっている点です。必要な物を必要な量用意されているので、手始めに体験してみたい方にオススメです。
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イチゴ栽培に必要な土や肥料をリストアップしてみましたので、参考にしてください。
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