車に乗る以上タイヤの状態は重要です。よくガソリンスタンドや車検の時などに「交換時期ですね!」と声を掛けられる事もあると思います。
一般的に車のタイヤは3年~5年で劣化する消耗品の為交換する必要が出てきます。しかし、普通に車屋さんやカーディーラーでタイヤ購入をすると高額になりがちです。
かと言って、どうすれば安く出来るのか解らない人が多いと思います。
この記事では、タイヤを誰でも安く購入して取り付ける方法を紹介します。
大切なのは、言われるがままお金を払うのではなく、少しの手間で大きく節約する事が出来る事実を知る事です。
新品タイヤ交換を安くする方法を3つのステップを元に説明します。
ブリジストンのタイヤアドバイザー資格を有する私がその方法を説明します。
1.タイヤ交換時期の見極め方
この部分に関しては車を運転する人なら免許取得時に車の乗車前確認や基本点検で勉強していると思いますので、簡単に説明します。
スリップサイン
↑スリップサインは写真の真ん中にある△マークの位置の路面接地面側にあります。
まずはこの△を探してから、接地面のタイヤの溝の残り具合を確認します。
このタイヤは今年購入したばかりのスタッドレスタイヤなので、溝が深くてスリップサインが少し見ずらいですが、黄色のマーカー部分にある溝の間の出っ張りがスリップサインです。スリップサインは横方向の大体同じ位置辺りの全ての溝に存在しますので確り確認しましょう。
走行していると、徐々にタイヤが減って行き、このスリップサインが見えるようになってきます。どこか一カ所でもスリップサインが完全に露出したらタイヤは必ず交換しましょう。整備不良に当りますので道路上を走行できない状態になります。
ひび割れ
タイヤのひび割れは言うまでもなくタイヤの寿命です。ゴム製品ですので、紫外線や走行時の摩擦による発熱などにより消耗する事で車は走行します。
タイヤがひび割れたまま走行していると、教習所で習ったようなウェーブ現象でトレッド面の剥がれに繋がり走行不能になります。少なくとも、そのまま走行するとサスペンションやタイヤハウス内の破損に繋がりますし、高速道路上では大きな事故にも繋がります。歩行者など巻き込む重大事故にも繋がりますので、十分に注意して定期的にタイヤは新品に交換しましょう。
片減り
先ほど紹介した注意事項にありましたが、車のタイヤは純正で乗っていると必ずタイヤの外側が減ります。これは車の操作性を重視した機械上の特性であり仕方がありません。
タイヤを一度ホイールから外してタイヤの減っている方を内側に向けて減っていない方を外側に持ってくる方法で長くタイヤを使用する事も出来ますが、あまりお勧めはしません。
車屋勤めの頃は徹夜でタイヤの交換作業するくらいタイヤの交換や組み換えはやってきましたが、中にはそういったお客様も居ました。タイヤの回転方向に指定のない種類のタイヤであれば可能ですが、今の時代はタイヤもホイールも安く出手に入る時代です。新品交換する方が最終コストは安いです。
タイヤに関しては、大事に長く使えばいい類の物ではなく、痛んだら交換するのが鉄則の部品です。
2.タイヤ持ち込み取り付け
持ち込みタイヤを安く購入する方法
自分でタイヤを用意する人はそれなりに知識があって自分でメリットを勝ち取れる人でしょう。
普段町工場レベルの整備工場にお願いしている人であれば、事前確認したら意外とやってくれる所もあると思いますので、声をかけてみるのも手だと思います。車検などまとまった費用が掛かる時に一緒に頼んでみると交換工賃くらいならお得意さんならサービスしてくれる所もあると思います。
私はいつも知り合いのお店で持ち込みでも通常料金でやって貰っていますよ!
タイヤサイズの見方
このタイヤの場合はタイヤサイズ185/60/R15 84Qになります。
自分でタイヤを用意する場合はのタイヤに書いてある数字が重要になります。
この数字には全て意味がありますので少し説明します。
- 185はタイヤの路面接地面の幅
- 60は路面の接地面に対するタイヤの厚みの割合(185㎜の60%)
- R15はインチ数(15インチのホイールにマッチします)
- 84はロードインデックス(LI)と言います(LI84の場合タイヤ一本の耐荷重500キロ)
- Qは速度記号(最高速度160キロまでが推奨耐久値です)
自分でタイヤを用意する場合、上記のような情報から車両に適したタイヤの選択が必要になります。
私の場合自宅のフィットハイブリッドGP5に取り付けるタイヤでした。最大荷重もコンパクトハイブリッド車ですし1080㎏です。人が乗っても2㌧以内に収まりますし、そんなに重たいものも乗せる事はありませんので上記LI84 で十分でした。また、高速道路に乗ったとしても冬の凍結の危険がある中や雪が積もる中時速160キロ以上で走行する事もあり得ませんので、このスタッドレスタイヤを購入しました。
こういった判断が出来る人の場合は、自分でタイヤを用意すると低コストで済むためお勧め出来ます。
最近では、ネット販売でも車種と年式入力したら適合タイヤが出てきたりしますが、基本的にロードインデックスと速度記号は使用用途によって異なる為、適合判断に含まれていない様に見受けられます。販売者にお任せで購入は出来ないので、最後に自分で確認するようにしましょう。
私がいつも自分で購入する時に使用しているオンライン販売店は下記リンクのオートウェイです。タイヤ単体の安さはピカイチですよ。
3.購入から取り付けまでスマホ1台で完結
ここまで紹介したタイヤをオンライン購入する方法と、タイヤを取り付ける方法のどちらも提供しているタイヤフッドという複合型のサービスがあります。
まず私の思う一番のメリットは、全てが一つのサービスで完結する点です。
インターネットで購入したタイヤは通常自宅に届きますので、タイヤの保管場所確保の必要が無い。
また、店舗までの運搬時も「車のチャイルドシート全部外してシート寝かせて…」の様な作業が一切必要ない点が子育て家庭の私には非常に楽でいいです。
インターネットからタイヤを間違って購入してしまっていたとしても、購入したタイヤは取り付け店に届けられて一度確認を受けます。その時点でタイヤの選択間違いがあった場合は自動的に店舗が間違い申請を行って適正タイヤを用意してくれます。
通常自分でインターネット購入している場合は、大きなタイヤの返送料や集荷依頼をする手間が掛かったりしますので非常に助かるシステムです。
サービス提供側もサービス利用者側にも全く損の無いサービス内容になっています。勿論持ち込みタイヤも取り付けして貰えますので、先ほど紹介した格安オンライン販売店のオートウェイでタイヤ購入してタイヤフッドで取り付け依頼も可能です。その場合はタイヤサイズ違いの無料交換はありません。
初めての方で詳しくない方でも、どんな方でもタイヤを安く自分で選べる時代になったんだと感じたサービスがタイヤフッドです。
タイヤ交換が近い方など、一度利用してみてはいかがでしょうか。
では、最後まで読んで頂き有難う御座いました!