車の空気圧管理されている方、いったいどれくらいいるでしょうか?
一般的に車のタイヤの空気圧は月に1回以上の点検が必要とされています。
更にこの事実を知らない人の数は72.5%と、4人中3人が知らないのが現実です。
また、タイヤのパンクや空気圧の不足によるJAFの出動事例は高速自動車道発生トラブルナンバー1です。
確かに日頃中々時間が無かったり、子供に時間を取られたりして車のタイヤの空気まで気にしていられないという気持ちも、子育て中の自分には非常に良く分かります。
この事実を踏まえたうえで、子供を連れて長距離移動する機会も多いであろう子育て家庭へ車の空気圧メンテナンスで得られるメリットと抑える事の出来る出費、発生しうるトラブルを紹介します。
タイヤの空気圧管理で燃費とトラブル改善【自宅で簡単メンテナンス】
それでは結論からお話しますと、車のタイヤの空気圧は5分もあれば十分メンテナンス可能です。
1か月の間に5分時間を作る事が出来れば簡単に解決します。
方法はいくつかありますが、日常的に男女問わず簡単に出来るものも含めてリストアップしてみます。
「たったこれだけですむの?」と思った方も多いと思いますが、メリットとデメリットがあるので、これから紹介します。
自宅で定期点検する
この方法が自分の最もお勧めしている方法です。
自分で作業を行えば、適切な作業ができますし、パンクやバルブの劣化による空気漏れも確認できます。
最もお勧めです。
有人ガソリンスタンドでお願いする
人が常駐しているガソリンスタンドであれば、比較的忙しい時間帯以外は気持ちよく引き受けてくれます。
めちゃくちゃ混雑している時にお願いすると、さすがにバイトの子に空気読んでよって感じの空気出されて待たされてしまう事も多いので、こちらもあまりいい気はしません。
おまけに確りタイヤの交換に関する営業をしてきます。
無料で空気を入れてくれるのは、タイヤの状態など見てあらゆる営業をするための切っ掛け作りですので、無料で空気入れるだけで車を足止めして営業出来る業者にはかなりメリットがあります。
入社したら最初の方で教わる基本的な消耗品部品の営業方法ですね。
基本的にはそういった営業を回避するには面倒な手間がかかりますので、結果的に時間がかかりますし詳しくない女性など押し売りに繋がる場合もあります。
売上ノルマに追われる店員の事を考えるとしかたありませんが、個人的にはお勧めはしません。
無人ガソリンスタンドに設置されている無料の空気入れを利用する
この方法は昔よく自分はやっていました。
友達が色々なガソリンスタンドの夜間の仕事をしていたので、良く顔を出しに行ってコーヒーをススって話し込んでいたものです。
このセルフスタンドに設置されている空気入れも新しい物から古いものまで種類があります。
そして、一応案内スタッフも事務所内にはいますが、時間帯に左右されます。
夜間ですと、一人または二人で対応するのが一般的ですが、セルフ給油の給油開始ボタンを押す対応もある為、中々空気入れの使用方法まで教えてくれませんし、パンクしたりしていても対応してもらう事は難しいです。
自分の保険でロードサービスに加入していれば、ロードサービスを呼んで対応する事になることでしょう。
日中特に忙しくなさそうな時間に、空気入れの説明書の方読んでやってみたり、解らない事は聞いて教えてもらったりして、相手の仕事に余裕があるかどうかを伺いながら使い方を事前学習しておくと良いと思います。
車の空気圧が及ぼす家計への影響
自分の場合は実際に写真の通り自分で車の空気圧を1か月に1回は点検を行っていました。
この方法が一番気楽で手早くていい方法です。
空気圧どれくらい入れればいいか判らない人がいれば、車の運転席のドア開けてもらえば、車体側のドアの淵のどこかに大きなシールが貼ってあります。
そこに、フロント何キロ・リア何キロみたいに規定空気圧が書いてあります。
別にぴったり入れなくても平気ですので、大体それくらいで入れるといい目安ですので。
1.5倍くらい入れてもタイヤが爆発したりする事は無いので大丈夫です。
写真のような扁平タイヤは空気圧超高めにしないと段差でパンクしてしまうので特に管理が面倒になります。
趣味でもあまり導入はお勧めしません。
あとは、細かく言えば、空気を入れた後のバルブに霧吹きで薄い石鹸水をかけてもらえると、空気漏れを起こしている場合泡がブクブクと出て来るので、すぐに車屋さんにもっていって修理を頼めるのでお勧めです。
自分の持っているモデルは車エンジンをかけてシガーソケットから電源を取るタイプのコンプレッサーという空気入れなのですが、最近ではバッテリー内臓の充電タイプが主流になってきていますね。
パワーも問題ないようですし、価格もシガー時代と同じ程度まで落ち着いています。
何より、自転車やボールなどあらゆるものに空気を入れられるように専用のカートリッジが付いているモデルもある為、かなり汎用性が高く1台あれば何役もこなしてくれます。
下にリンク貼っておきましたが、この価格でこの利便性なら本当に買い替えたくなりますね。
車のエンジンもかけなくていいし自転車にも使えるし。
自転車には百均の空気入れスプレー使ってましたが、子乗せ自転車は子供載せる分空気圧相当高く入れるので、スプレーの圧が負けて入らなくて結局空気入れで頑張って手で入れていたんですよ。
原付とかも自転車の空気入れで頑張って入れていましたし。
一台欲しいですねコードレスの充電式空気入れ。
本当に悩みますね。
とりあえずお気に入りに入れました(笑)
色々なモデルがありますので、実際に自分で探してみて購入するのもオススメですよ♪
個人的にはライト付きが手元確り見えて便利だと思います!
実際に走行中トラブルに見舞われた場合
実際にトラブルに見舞われてしまった場合、時間的にも予定的にも困るでしょうし、子供が乗っている場合だと子供への対応も必要になってしまい非常に大変な思いをする事になってしまいます。
高速道路の真ん中でタイヤが破裂(バースト)などしてしまった時には多重事故などの危険もありますので、自分はタイヤの空気圧とタイヤの劣化は物凄く気にかけて普段から管理しています。
また、一度空気圧不足でタイヤがバーストしてしまうと、剥がれたタイヤやタイヤ内部のワイヤーで車体やサスペンションなどあらゆる部分も誘発的に破損してしまい、数十万円の高額な修理費用になってしまう場合もあります。
試しに車のトラブルで一番メジャーなJAFの料金表を見てみましょう。
今どきJAFに入っている若い世代も少ないでしょうし、非会員の場合の見積もりも見てみます。
項目 | JAF会員 | JAF非会員 |
基本料 | 無料 | 19,900円 |
作業料 | 無料 | 4,750円 |
合計 | 無料 | 24,650円 |
今回は、パンク案件ではかなり高額になりそうな条件で見積もりを取ってみました。
当然高額な会費を支払っている会員さんはパンクの出張修理程度は無料ですね。
非会員は、やはり相当な金額になりました。
これに加えて先ほど話した別途修理費用が発生するような事案に発展した場合、中古の安い軽自動車買えるくらいのお金が飛んで行ってしまいますね。
これを機に、自分の任意保険のロードサービスの有無と発生する料金の確認をしてみてはいかがでしょうか。
どんな作業をしてもらっても無料ではありませんのでロードサービスも。
車の移動が必要になった場合の費用など距離で計算されますので、規定以上の距離を最寄りの車屋さんまでかかってしまった場合など想定すると、数万円単位で費用が発生する場合があります。
でも、「だからもっと高くてサービスの充実した良い保険に入ろう!」と言うのは筋違いですよ(笑)
「だから確り自分の車は自分で整備できる部分くらい整備しょう!」が正解です。
こういった整備を予防整備と言います。
何より、事故に発展した場合は自分や家族の命が失われるかもしれません。
車は命を乗せて走る乗り物であることは自動車整備に関わる人間であれば必ず整備士学校時代から言われ続ける事だと思います。
整備士はネジ1本でも確りと管理する。
自分で空気圧の確認するだけで防ぐことの出来る事故は防ぎましょう!
まずは、家族の安全と周囲への巻き込み事故を想定して、必ず最低限月に1回の空気圧点検と、定期的な任意保険のロードサービスと対人対物補償の範囲の見直しや確認をしておきましょうね
まとめ
たかが車のタイヤの空気の量の話ですが、全国で最もトラブルの多い整備不良トラブルです。
こんな簡単な基本整備でトラブルによる無駄な超高額出費を防ぐ事が出来ます。
是非毎月の旦那さんの仕事として奥さんから頼んでみたり、子育てパパとして自主的に取り組んでもらえる切っ掛けになれば良いなと自分は思います。
もちろん、旦那が頼りにならない場合、奥さん自ら自分でやってもらっても簡単に出来る作業です。
自転車の空気入れと同じ要領なので。
自宅で5分で出来る車のタイヤの空気圧点検、お勧めです!
たったこれだけの事で、大きな家庭の出費を抑える事が可能になりますよ♪
では、最後まで読んでいただき有難う御座いました!
みんなで無駄な出費をなくして節約していきましょう♪